院長/理事長挨拶・病院理念

理事長挨拶

川村病院院長 川村統勇

当院は昭和39年に外科医院としてスタートして今年で55年になります。

外科学会指導医2人、消化器内視鏡学会指導医を含んで6名の常勤医師と麻酔科、 内視鏡科、 整形外科などの非常勤医師で日々の診療を行っています。

当院の経営理念は自分家族が受けたい医療の実践、地域に密着した医療の実践です。患者様に優しく負担の少ない医療に心がけ、 鎮静剤を用いた苦痛のない内視鏡検査・医療、胃癌・大腸癌には腹腔鏡手術を、乳癌には乳房温存手術、 センチネル手術標準術式としています。

地域であっても富士市の皆さんに東京の大学病院と遜色のない医療を提供できるように、日々精進努力して参ります。

院長挨拶

川村病院院長 川村武

当院は小さな病院ですが、消化器疾患を中心に診断・治療・看取りまで行う地域密着型の病院です。

特色の一つは内視鏡検査が大変多いことで、平成30年の胃・大腸内視鏡件数は、診断的内視鏡7639件、治療内視鏡1174件、計8813件でした。

超音波内視鏡,NBI(拡大内視鏡含む),ERCPといった特殊検査、食道静脈瘤効果療法,胆道ステント,ポリープ切除(EMR)やESD(適応拡大病変も含む)等の治療内視鏡を行っております。

手術としましては平成30年良性疾患361例、悪性疾患(胃・大腸・肝・胆・膵・乳腺の癌)は160例でした。胃癌24例中21例(87.5%)、大腸・直腸癌69例中58例(84.0%)を腹腔鏡下で手術しております。

その他、胆嚢摘出術の81%を腹腔鏡で行っております。

このように身体への侵襲が少なく、病みが少なく早期退院へ繋がる腹腔鏡下手術を基本としております。

腸の炎症性疾患は、東京山手メディカルセンター炎症性腸疾患内科診療部長 吉村直樹医師が専門外来を開いており大変好評です。

C型肝炎治療の進歩は著しく、最近はインターフェロンフリーの治療で高率に治癒が得られるようになってきています。肝臓病専門医が担当し行っています。

乳癌は最近有名人が罹患し急激に健診が増えていますが、エコー検査枠を2倍にして皆様の不安の早期解消に努めています。昨年は当院手術例は31例です。

病院全体として質の向上と維持を図る目的で病院機能評価を平成18年に初めて取得し、平成23年には更新しております。平成29年2月に3回目の更新を致しました。

自分家族が受けたい医療を実践し、地域の皆様の健康に役立てるよう、職員全員が一丸となり努力して参ります。

今後とも皆様のご支援、宜しくお願い申し上げます。